最後から1年が過ぎていた
前回の付き合ってすぐのクリスマスの投稿から1年以上もあいていた。
付き合ってすぐから彼の家に転がり込み、文字通り家で転がってばかりでさぞ迷惑だったろう…
付き合ってすぐから毎週末、バイクで色んなところへ連れてってもらった。出かけた帰り、夜の高速道路から見える工業団地のイルミネーションとか、色んな明るさの灯りがついている高層マンション群を眺めるのがとても好きだった。
この仕事に誇りを持たせてくれてありがとう。
京都にも静岡にも行って、18きっぷひとり旅で達成できてなかったキルフェボンも全制覇できた。
長野の白樺湖でバブルの栄枯盛衰を見れたのもよき経験。廃墟ホテルで有名な鬼怒川温泉は近くの温泉がコロナで閉まってて残念賞だったけど、たくさんのキンカチョウとカナリアがいていい宿だった。
福岡にも行った。
私の育ったところを巡ったがあまり変わってなく、不思議と懐かしいとも思わなくて、ここに戻ることはないかなとぼんやり確信したのだった。
一方で高校〜海へ出たのはすごく良かった。あそこで夏休みに部活のみんなで花火したんだよな。もう二度とああいう瞬間が人生に起きないのかと思うともう生き飽きたような気持ちになる。
一番輝いてたな、青春。
クリスマスにはぽこぽこした指輪を買ってもらった。家で昼寝してたら電話がかかってきて、指輪の4号入る?って。5号が入るから薬指ならいけるかもとはい!と返事した。
見事にぴったりだった。
それまでは自分で買ったティファニーのダイヤのやつとか18金のかっこいいやつを重ね付けしてギラギラさせてたけど、彼がくれた指輪1個でもう圧勝で、結局それしか付けなくなった。
年が明けて横浜に行ってチキンラーメンのひよこちゃんの大きいぬいぐるみを私の代わりに買ってずっとにこにこしてたのかわいかったな。
未だに家に行くとほとんど駅まで送り迎えしてくれるのが尊くて、この人を大切にしないとなといつも思う。
うまく大切にできているか分からないけど、少なくとも私はこの一年を健やかに過ごせている。